老犬ホームっていくらかかるの？

長期間で老犬ホームを利用する場合、施設やケースによって高額の料金がかかります。料金体系は施設によってさまざまですので「結局いくらかかるのか？」判断しにくいことも多々あります。

ここではご家族の皆さまが少しでも老犬ホームを選択しやすいよう、一般的に老犬ホームを長期利用する場合に必要になる料金についてご説明します。

・利用開始時に支払う費用
・設定している施設が多いが、設定無しの施設も中にはある
・設定している場合は10〜50万円ほど

・施設でのお預かりにかかる費用
・介護料金が含まれている場合と含まれていない場合がある
・契約期間は施設により、1か月、3か月、半年、1年などの設定がある
・半年契約で設定されていることが多く、半年で35〜90万円ほど。長い契約ほど、月あたりの料金は割安になるが、途中で亡くなった場合でも返金されない契約が多い

・毎日の介護ケアのための費用
・利用料とは別に設定している施設が多く、段階（軽度・中等度・重度）ごとに料金は異なる
・設定している場合は「中型犬・中等度・半年」で10〜50万円ほど

・ご利用中の医療費にあてる費用
・お預り期間にもよるが、3万円〜17万円ほど
・あくまでも一旦お預りするものなので、未使用分は退去時に全額返金となるのが一般的

利用料（基本料金）にどこまで含まれるかで
・月ごとのトリミングやシャンプー
・月ごとの予防費用（狂犬病ワクチン・混合ワクチン・フィラリア予防・ノミダニ予防など）
などは別途請求になることもある

▶参考：犬を飼うのに必要な費用はいくら？ 子犬のへや
情報の正確さに定評のあるサイトです。年間でかかるお金についてはページの真ん中あたりに一覧で説明があります。

必要なときに必要なだけ使っていただくため、また初期費用を抑えるため、入所金はいただいておりません。

状況が変わったらすぐに退去できるよう、長期プランのご契約は1か月単位。さらに介護料金も利用料（基本料金）に含まれるため、費用の見通しを立てやすい料金体系になっています。

日々の介護にかかる費用は利用料（基本料金）に含まれます。ただしインスリン注射や補液など獣医師の管理が必要なものについては別途加算料金がかかります。（加算が必要になるケースは長期プランご利用の5%程度です）

長期プランご利用の場合はご利用開始時に6万円をお預りし、利用を継続される場合は月ごとの長期プラン更新の際に使用した金額を補填していただく形となっております。退去時には未使用分をすべて返金いたします。

月ごとのトリミングやシャンプー、予防費用（狂犬病ワクチン・混合ワクチン・フィラリア予防・ノミダニ予防など）は基本料金に含まれています。
※月に複数回のシャンプーやデザインカットをご希望される場合は追加料金がかかります
※狂犬病ワクチンおよび混合ワクチンは年ごとに月を決めて集団接種となります。これらの接種はその月にお預りしている場合に適応になります。

【中型犬・1年間のお預かりのケース（長期プラン）】
・フード：236,885円（アカナシニア200g/日）
・狂犬病予防接種：3,500円（年1回）
・混合ワクチン接種：6,500円（年1回）
・週１回の獣医師健診：40,315円（初診料1,540円、再診料825円）
・ノミ・ダニ薬：20,400円（年12回）
・フィラリア薬：15,400円（検査および年8回の投与）
・トリミング・シャンプー：118,800円（年12回）

合計金額　441,800円（年間）